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LIVE運用TikTok Shop LIVEの台本テンプレート|商品紹介を回す構成と話し方
TikTok Shop LIVEの台本は、一語一句を読む原稿ではありません。途中から入室する視聴者へ、商品の価値、実演、購入方法を何度も分かりやすく届けるための進行表です。公式ガイドも、配信前・配信中・配信後の三段階で準備し、商品を継続的に紹介・実演することを重視しています。本記事では、商品紹介を繰り返しながらコメントへ対応できる台本テンプレートを紹介します。
- 途中入室でも理解できる商品紹介ループの作り方
- 実演、質問対応、購入案内を台本へ落とすテンプレート
- 無関係な配信を避け、商品とリンク先を一致させる確認方法
商材と価格帯を伺い、どの順番で何を見せ、どこでオファーを出すかを具体化します。過去の配信データがあれば、視聴者が抜けている箇所から直します。
0160分の枠組みの中で「繰り返せる販売ループ」を回す
LIVEでは視聴者が配信途中に入室します。冒頭から順に聞かないと理解できない台本では、新しい視聴者を取りこぼします。そこで、挨拶、悩み、商品、実演、証拠、質問、購入案内を一つのループとして作り、商品やコメントに合わせて繰り返します。ライブコマース入門で扱っている「オープニング→実演→質疑応答→クロージング」は60分全体の骨格です。本記事はその中の商品紹介ブロックを、繰り返し回せる形に分解したものです。なお公式ヘルプのセラー向けコンテンツ自社運用マニュアルは、60分全体の置き方として冒頭の1分間でクーポンと購入手順を説明し、中盤で1〜2回のタイムセールを入れることを挙げています(福袋を使う場合のカウントダウンは通常5〜10分。2026年9月7日確認)。ループの中身を作る前に、この枠を先に置いてください。10〜30分の短い配信で始める場合は、セラー向け完全攻略Playbookがオープニング1分/問題提起2〜3分/商品紹介5〜8分/視聴者交流5〜10分/クロージング訴求3分という構成を挙げています(同日確認)。
| ブロック | 目的 | 話す内容 |
|---|---|---|
| 入室対応 | 今何を紹介しているか伝える | 商品名と一番の価値を一文で |
| 悩み提示 | 自分ごと化 | どんな場面の困りごとか |
| 実演 | 違いを目で見せる | 使い方、質感、サイズ、前後 |
| 証拠 | 判断材料を増やす | 仕様、素材、使える場面、注意点 |
| 質問対応 | 購入前の不安を解く | コメントを読み、実物で答える |
| 購入案内 | 次の行動を明確にする | 紹介中の商品と購入手順 |
LIVEは入室対応から購入案内までを一周する(LEAM作成)
出演者が自然に話せる余白を残し、必須で伝える商品情報と、質問に応じて使う補足を分けます。
02配信前は商品・リンク・実演・言えない表現を一枚にまとめる
配信事故の多くは、話術ではなく準備の不一致から起きます。紹介している商品とリンク先、実物のバリエーション、在庫、価格表示、使用上の注意を配信チームでそろえます。
| 準備欄 | 記載内容 | 担当 |
|---|---|---|
| 商品 | 正式名、バリエーション、商品リンク | 商品担当 |
| 一番の価値 | 視聴者の悩みと商品の変化 | 企画担当 |
| 実演 | 見せる順、必要な小物、比較対象 | 出演・制作 |
| 事実 | 仕様、素材、注意事項、根拠資料 | 商品・法務 |
| 在庫・販促 | 配信時点の対象と案内方法 | ショップ担当 |
| コメント | よくある質問と回答、引き継ぎ条件 | モデレーター |
配信前の一枚シート(LEAM作成)
公式ポリシーでは、紹介していない商品へリンクする、商品を明確に説明しない、リンク先と異なる商品を宣伝するといった無関係なプロモーションコンテンツを禁止しています。商品セットを作る際も、台本と購入導線を一致させてください。
03商品紹介ループは入室者への一文から購入案内までつなげる
以下は、商材を問わず使える骨格です。角括弧の中を商品に合わせて置き換えます。
| 場面 | 台本テンプレート | 見せるもの |
|---|---|---|
| 入室 | 『いまは[どんな人向け]の[商品名]を実演しています』 | 商品全体 |
| 悩み | 『[利用場面]で[困りごと]がある方へ向いています』 | 困りごとの再現 |
| 価値 | 『ポイントは[一番の特徴]です』 | 特徴の寄り |
| 実演 | 『ここを見てください。[操作]すると[変化]します』 | 手元・使用前後 |
| 注意 | 『[合わない条件・注意点]も確認してください』 | 表示・付属物 |
| 質問 | 『サイズ、使い方、違いで気になる点をコメントしてください』 | コメント欄 |
| 購入 | 『紹介中の商品は[画面上の案内]から確認できます』 | 該当商品 |
商品紹介ループの話し方(LEAM作成)
効果や比較は商品資料と根拠を確認し、個人差や使用条件がある内容を一律に断定しません。出演者がアドリブで広げやすい箇所ほど、言える範囲を先に共有します。
化粧品・健康食品は、配信中の口頭の発言も薬機法の広告規制の対象になります。効能効果の言い切りは避け、言える表現の範囲を配信前に整理しておいてください(禁止商品・制限商品ガイド)。価格や比較の表現は景品表示法の対象になるため、根拠のない「最安」「No.1」も台本に入れないでください。
04コメント対応は質問を読み上げ、答え、実物へ戻る三段階にする
コメント対応が長くなると、途中入室者には何の話か分からなくなります。質問を短く言い換え、結論を答え、商品を見せて本線へ戻ります。
- 質問を短く読み上げる
『サイズ感についての質問ですね』のようにテーマを明示します。
- 結論を一文で答える
確認できる事実だけを先に伝えます。
- 実物・商品ページで示す
比較、寸法、使い方を画面で見せます。
- 次の質問を促す
関連する不安を一つ提示し、コメントを募集します。
- 商品紹介ループへ戻る
入室者向けの一文から再開します。
モデレーターは、回答済み、確認待ち、個別対応へ引き継ぐ質問を分けます。分からない内容をその場で推測せず、確認後に案内する運用を決めておきます。
05複数商品は一商品ごとの役割を決め、切り替えを明示する
公式のLIVE準備ガイドでは、配信時間に応じて複数商品を選び、商品ごとに実演時間を取る考え方が示されています。商品数を増やすほどよいわけではなく、比較、セット、入口商品など役割を決めます。
| 商品役割 | 台本上の使い方 | 切り替えの合図 |
|---|---|---|
| 主役商品 | 最も多く実演し、質問を集める | 『ここから主役商品を詳しく見ます』 |
| 比較商品 | 違いを説明して選びやすくする | 『二つの違いを並べます』 |
| セット商品 | 利用場面を完成させる | 『一緒に使う場合はこちらです』 |
| 次回予告 | 次の視聴理由を作る | 『次は別の使い方を実演します』 |
商品ごとの役割を台本に置く(LEAM作成)
今話している商品、画面で見せる商品、購入導線の商品をそろえます。切り替え時は出演者とモデレーターが同じ合図を使います。
配信の型は商材で決まる:4パターンから選んでから台本を書く
ループの中身を書く前に、その商材でどの型を採るかを決めます。公式ヘルプのセラー向け完全攻略Playbookは4つの型と、向く商材を挙げています(2026年9月7日確認)。
| 型 | 向く商材 | 台本で厚くするところ |
|---|---|---|
| 接客型 | アパレル、コスメ、雑貨 | コメント対応と着用・使用の実演 |
| 解説型 | 家電、ガジェット、健康食品 | 仕様の説明と、選び方の基準 |
| 検証型 | 美容、フィットネス、日用品 | ビフォーアフターと、時間をかけた実演 |
| コラボ型 | トレンド商品、ギフト | 出演者同士のやり取りと、企画の説明 |
配信の型と向く商材(出典:セラー向け完全攻略Playbook・2026年9月7日確認)
型が決まると、ループのどのブロックを長くするかが決まります。接客型なら質問対応、検証型なら実演、というように、同じループでも配分が変わります。
06配信後は売上だけでなく質問・離脱・実演の当たりを台本へ戻す
配信後の振り返りは、次回台本を直すために行います。売上だけでなく、視聴者が増えた場面、商品クリックが動いた場面、よく出た質問、説明が詰まった箇所を記録します。
| 振り返り欄 | 記録すること | 次回への反映 |
|---|---|---|
| 入室 | 視聴者が増えた告知・話題 | 冒頭と予告へ再利用 |
| 実演 | 反応・クリックが動いた見せ方 | 主役実演として前倒し |
| 質問 | 購入前に繰り返された不安 | FAQと商品ページへ追加 |
| 運用 | リンク、在庫、音声、進行の事故 | チェック表へ追加 |
| 次回 | 残った質問と見せ切れなかった内容 | 告知テーマにする |
振り返りは次回台本の変更点まで決める(LEAM作成)
07台本リハーサルは話し方より商品と導線の不一致を探す
リハーサルでは、出演者の言い間違いだけを直すのではなく、商品が画面に入るか、説明中の商品が正しくピン留めされるか、在庫やバリエーションの質問へ答えられるかを確認します。本番と同じ機材・配置・担当で一周し、止まった場所を台本へ戻します。
| 確認ポイント | できている状態 | 次のアクション |
|---|---|---|
| 入室一文 | 途中から見ても商品と対象者が一文で分かる | 商品名だけなら利用場面と価値を足す |
| 商品表示 | 実物、話題、画面上の商品が常に一致する | 切替合図とモデレーター操作を台本へ追記する |
| 実演 | 手や備品で商品が隠れず、変化が画面で見える | カメラ位置、照明、見せる順を調整する |
| 事実確認 | 仕様・素材・使い方・注意が商品資料と一致 | 不明箇所は推測せず商品担当の確認欄へ送る |
| コメント | 質問を読み、結論を答え、実物へ戻れる | 長い回答は短い型に直し、個別判断を引き継ぐ |
| 購入案内 | 紹介商品の確認方法を視聴者が迷わない | 画面名称に依存しすぎず最新表示を本番前に確認する |
| 商品切替 | 前の商品を閉じ、次の商品と役割を明示する | 二商品の説明が混ざる場合は切替文を固定する |
| トラブル | 欠品・音声不調・質問判断不能時の対応が決まる | 続行・切替・停止を判断する担当を明記する |
実務導入ワークシート(LEAM作成)
商品ごとに答えられる範囲と引き継ぐ範囲を決める
サイズ、素材、使い方のように商品資料で答えられる質問と、個別注文、症状、返品判断のように配信中に扱わない質問を分けます。出演者が答えられないときの一文も台本に置き、モデレーターが確認先へ送ります。回答できない質問を無視せず、確認が必要な理由と案内方法を伝えることで、誤った即答と視聴者の不信を同時に避けられます。
一回の配信から短尺動画とFAQの種を回収する
LIVEで反応が大きかった実演、繰り返された質問、説明すると購入導線が動いた場面は、次の短尺動画と商品ページFAQの候補です。配信録画を最初から見直すだけでなく、モデレーターが時刻と話題を記録します。台本のどのブロックが機能したかを残し、次回LIVEの順番変更、動画の冒頭、商品説明の追加へそれぞれ分配してください。
リハーサル後は、台本をきれいに書き直すより、出演者が見る進行カードと、モデレーターが見る商品・質問カードへ分けます。同じ文章を二人が追うと操作のタイミングが遅れます。出演者は説明、モデレーターはリンク・コメント・時間を担当し、共通の切替合図だけをそろえてください。
08まとめ
この記事で扱った項目です。
09よくある質問
TikTok Shop LIVE台本は全文を書くべきですか?
ライブコマースで同じ説明を繰り返してもよいですか?
ライブコマースで商品はいくつ紹介すべきですか?
ライブコマース中のコメントに答えられないときはどうしますか?
台本でTikTok Shopのポリシー違反を防げますか?
ライブコマースの配信後に何を直しますか?
LEAMはTikTok Shop特化のMCNを運営しています。台本の型に合うクリエイターの起用から、配信後の振り返りまでご一緒できます。
10参考にした公式情報
- TikTok Shop公式:日本クリエイター LIVE 完全攻略ガイド(2026年8月30日確認)
- TikTok Shop公式:LIVE販売の準備と商品の選択方法(2026年8月30日確認)
- TikTok Shop公式:無関係なプロモーションコンテンツ(2026年8月30日確認)
- TikTok Shop公式:高品質 Eコマース コンテンツ(2026年8月30日確認)
仕様、画面名称、提供機能、評価条件は更新されることがあります。本記事は2026年9月7日時点で確認できた日本向け公式情報と、当社が作成した運用フレームを区別して記載しています。